魅力にあふれる特別な仕事

運転手

バスの運転手として働くことには、さまざまな魅力があります。まず第1に誰でも就ける職業ではなく、技術を習得して努力を重ねた人だけが就ける重要な職業であることが挙げられるでしょう。特に大型バスの運転席には、長い年月努力をして、特殊な技術を身につけた人だけが座れるという誇りがあります。子どものころにバスの運転手にあこがれた人は多いですが、大きな車両を動かす権限を持つことは大きな喜びでしょう。車幅も高さもある車両なので運転は難しいですが、そこにしかない爽快感があります。もちろん仕事に就いたばかりの新人はかなり緊張するといいますが、制服を着こなし、人や社会のために日々働くことには、充実したやりがいがあります。

バスの運転手になるためには、乗用車とはまったく異なる特別な技術を身につける必要があります。必須なのが大型第二種自動車運転免許であり、免許を取得するための条件も法律により厳しく決められています。まずはこの免許を取得し、次に全国の路線バス会社や観光バス会社に入社するのが近道でしょう。また現在は民間バスや都道府県や市町村が運営する公営バスもありますが、こちらの運転手は地方公務員という扱いになります。採用は筆記試験や実技試験のほか、身体検査なども実施されていますが、詳細な内容は各社によって異なります。また、会社によっては年齢制限もあり、入社後に路線や停留所の勉強やアナウンスを含めた実技訓練などのほか、マナー研修なども実施されるのが一般的です。

免許や専門知識の習得とは別に、バスの運転手には適性があるといいます。それは「お客さまのために安全に働く」という気持ちを持てることです。バスの運転手である限りたくさんのお客さまを乗せて走る事になりますので、それだけたくさんの人の命を預かる重要な仕事と言えます。路線バスなら地域住民やビジネスマンも利用しますし、老若男女問わずたくさんの利用者がいます。観光バスなら旅行を楽しみにする利用者の思い出にも影響することになるでしょう。運転手はアナウンスをするものの、ガイドではないので話せる必要はありません。ただ、利用者が気持ちよく利用できるように、徹底したマナーを身につけ、安心安全を提供する姿勢が欠かせません。単に運転が好きでバスを操作したいという熱意だけでは、採用の決め手には少し欠けるかもしれません。そこに「お客さまのために」というやさしい気持ちがあってこそ、適正のある人材と言えるでしょう。

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